
強度変調放射治療機「トモセラピー」は、次世代のがん治療機として注目を浴びておりますが、国内ではまだ6台しか導入されておらず、まだまだ知らない人も多いのが現状です。「そもそもトモセラピーって何?」「従来のがん治療と比べて何が違うの?」等と言った、患者様から良く寄せられる質問を集めてみましたので、是非参考にして下さい。

トモセラピーとは、放射線照射装置です。まず、CTで照射するがん病巣を確認し、さらに、トモセラピーでもがん病巣を確認し、放射線装置が体のまわりを回りながら、がん病巣へ限定した放射線治療が行える装置です。 強度変調放射線治療と呼ばれる照射が可能で、多種にわたっての癌・大きさに対応できます。

一番は、がん病巣だけに限りなく放射線治療が行えますので、正常組織への照射が、他のものに比べて格段に少なくなる点です。
逆に言い換えれば、がん病巣へ特化した放射線を当てられるので、少ない期間で、大きな効果が得られる可能性がございます。

痛みはまったくありません。
トモセラピーの1回の照射時間は、照射範囲にもよりますが10〜20分程度、トータルの治療時間も20〜30分程度ですので、身体への負担もほとんどありません。

症状などによっては通院治療も、もちろん可能です。放射線治療は、体の負担を減らすために複数回に分けて行います。(原則的に月〜金曜週5回)
人にもよりますが、トモセラピーの治療後に、体がだるくなったりする体調の変化はほとんどありません。

照射場所によっては、頭痛や下痢になるといった副作用は生じる場合がございますが、従来の放射線治療に比べればほとんどありません。
週に1回診察し、副作用の確認を行いながら、がん治療を進めていきますので安心して治療を受けて頂けます。

癌(がん)の種類やがん病巣の場所にもよりますが、その多くの癌に有効です。
トモセラピーが得意とする治療疾患には、前立腺がん、鼻科領域の腫瘍(咽頭がん、喉頭がんなど)、脳腫瘍、骨転移などがあげられます。

体力が十分にある方が最適です。
病変の大きさや部位、性質を慎重に協議した上で、患者様によってトモセラピーにするか、手術等他のがん治療をお勧めするか最終決定をいたします。状況により人それぞれ変わってきますので、詳しくは担当医までご連絡ください。

通常のがん治療と同じで、保険適用がありますので、実費負担は3割です。
従来のがん治療と比べて治療回数が減少するため、費用負担は減少できます。
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